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紅天狗茸の食し方についてのはてな。

ゆでてから2ヶ月ばかり塩蔵してから喰う、てぇのが一般的(をいをい)な食べ方で、これに関しては知っていた訳です。

が。

まんま焼いて喰う、一本半までなら平気……とか、
菅平高原(長野県上田市菅平高原……旧真田町)のヤツは毒が薄い……とか、
いう「ソース」が続出しており、読みながら
マジか、おまいら! と叫びつつ笑っております。

なお、食べつけない方が上記のやうな方法で食されますと、かなり危険かと存じますので、おやめになった方がよろしいかと。

赤くてキュートでマッドなキノコ「ベニテングタケ」の毒の成分は
ムスカリン ブフォテニン イポテン酸、だそうです。
化学が苦手な私めには何がどう作用するのか不明ですが、摂取されますと、
筋肉痙攣、精神錯乱、幻覚、視聴覚障害
といった症状を起こし、それらが4時間以上続いた後、爆睡するとのこと。
神経系の毒物なんですね。
欧州の方では同類のキノコを戦の前に「戦意を高める為」食べたって話もあります。

菅平あたりは修験僧の修行地でしたし、真田の殿様は戦上手だったし(?)、「修験者や戦闘員が気持ちを高揚させる為に食べた」のが始まりだったんではないかと想像してみたり。

単純に「美味い」からって説も捨てがたいですが。

間違って食べちゃったときにの対処方法は、とにかく吐かせる、強制的に下らせる。
炭を喰わせろ、って聞いたことがあるような気がしますが、とりあえず医者に連れて行った方が確実です。

なお、ググったら、数多のWebページで
「上田・真田の衆はおしなべてベニテングタケを常食」
的な記述がちらほら見受けられましたが、
みんなが常食なんかしてないって!
あれは特殊な食べ物なんだってば(って、結局喰うのかよ)

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