∴ 問題は、先立つものですが。

管理人は目が悪い。

どのくらい悪いかというと、
視力検査する時には普通の人より数歩前に出ないといけないくらい。
なにしろ基本立ち位置だと、一番大きな「Ｃ」が見えないですから。

そんな視力だから、掛ける眼鏡もかなり特殊。
並の眼鏡屋さんではレンズをメーカーから取り寄せないと作れない。

だから万一、出先で眼鏡が壊れるようなことがあるれば、ヒジョーに困る。

出先で「見えなくなる」のも困るけど、
もし私に会う特殊なレンズの在庫があったとしても、
それはとんでもなく高価なモノになってしまう、
という事の方が怖い（苦笑）

「眼鏡を作るぞ」と覚悟を決めて、
そのためにお金の用意を万端調えていたならまだしも、
唐突に諭吉さんが何枚もとんでゆくことになるとしたら、
本気で恐ろしい……。



昔、眼科医の勧めでコンタクトレンズを試したことがある。

確かによく見えたけれど、結局しばらくして止めた。

一寸した拍子に、無意識に「眼鏡を直す動作」をしてしまうのに気付いたから。

コンタクトなのに、其処にフレームはないのに、
指先でちょいと持ち上げようとしてしまう。

なにしろ、寝るときと、頭や顔を洗うとき以外は
眼鏡を外さずに（外せずに）いた人生。

眉間には眼鏡の鼻当てがあるのが当たり前と、体が思いこんでいた。

眼鏡は私の顔の一部なのだ。



そんな私があこがれているのは、
実はおしゃれな眼鏡やサングラスだったりする。

時々、眼鏡をコレクションしているという人の話を聞くと、
とんでもなく羨ましくなる。

特注のコレクションケースにいくつもフレームを並べて
訳もなく付け替えてみる……。

いいなぁ。やってみたいなぁ。

でも、私の場合、どうしても安上がりにはできない特殊レンズのセイで、
眼鏡を何種類も持つというのは一寸無理。


今ほど目が悪くなければ、
もっと安上がりに眼鏡が作れれば。

まあ、夢です。


でも実現できない夢じゃないかもしれない。

昨今、視力矯正治療というやつが発達してきて、
近視も遠視も乱視も治療が可能になってきているらしい。

南青山アイクリニック　レーシック
↑このクリニックでは目の表面を薄く切開して、
そこからレーザーで角膜を治療する
レーシック（LASIK：Laser In Situ Keratomileusis）という施術を勧めている。

なんでも、約90％の方が1.0以上の裸眼視力に回復しているとか。

裸眼視力1.0ですよ、1.0！

嗚呼、あこがれの数字だわ。

南青山アイクリニックさんは東京・横浜・福岡・静岡の目医者さん。

でも、地方に住まう我らのごとき田舎モノでも
最短、2泊3日の入院スケジュールでの治療が可能だって。

費用は両目で480,000円（税別）～。
最長60回ローン可能、と。

視力矯正手術は保険適用外だそうで、どうしても高くなってしまう。

それでも、中古の自動車を一台買うぐらいの予算で、
視力回復への夢が適うかも知れない。



……一度、カウンセリング受けてみたいな……。