∴ クンツァイト（Kunzite）

20世紀初頭、ティファニー社の副社長（当時）でもあったジョージ・フレデリック・クンツ博士の名にちなんで命名される。
リチア輝石（スポジュメン・Spodumen）の中で、ライラック・ピンク色を発色しているもの。

エメラルドグリーンの変種はヒデナイト（hiddenite・発見者であるウイリアムＥ・ヒデンの名前に由来）。
黄色い変種はイエロースポジュメンとストレートな命名

主成分はリチウム・アルミニウム珪酸塩
扁平な柱状結晶の単結晶で産出される。

薄紫からほとんど無色の強い二色性（見る角度によって色が変わる）を示す。
（柱状結晶の長い方から見ると濃い色に、結晶に直角に見ると薄い色に見える。）

モース硬度７だが、劈開性があるので割れやすい。
また、太陽光線に長く晒されると紫外線で自然に褪色するなど、
宝石としては脆い部類に入る。

酸には耐性があるが、熱には弱いので、
ジュエリー加工のため（枠に嵌めたりするとき）
間違ってバーナーであぶったりすると溶ける。

このような理由から加工・研磨が難しい宝石といえる。

……高いわけだよ。

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∴ あくまで偶然。

お仕事の話。

本日の仕入れはトルコ石のペンダントだったりしたわけです。

土耳古石（トルコ石・ターコイズ・Turquoise）
石言葉：成功・幸運
エジプトからトルコを経由してヨーロッパにもたらされた石であるため、「トルコの石」と呼ばれるようになりました。
古代から世界中の民族・宗教で神聖視されてきました。
その美しい青は空・空気と水、そして成功を象徴しています。
もろく変色しやすい石ですが、壊れたり退色したりすることが、持ち主に降りかかった災難の身代わりになると信じられました。
また人から送られた石が一番強い力を発揮するとも言われています。
不安を解消したいときに、旅行・移動・車のお守りに、栄達・出世のお守りに、大切な人へのプレゼントに。

創作のための覚え書き＞＞パワーストーンから抜粋。

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以下内輪ネタ。

∴ ルースとか、結晶とか

フローライト八面体2色セット


特大NY産ハーキマーダイヤモンド


スーパーセブン*カーボション17x12mm

∴ 路傍の石（違うか）

比較的（というか、かなり）安価な鉱物標本セット

アマゾンって、何でも売ってるなぁ（苦笑）

鉱石の外国語名を「日本語読み」する場合、
発音のびみょーな違いから幾通りもの表記が出しまう。

一体「Turitella」は
「ツリテラ」と「ツリチラ」と「テュリテラ」の
どれで表記したら良いんだろう、と
地球スペシャル標本 ジェムストーンの解説を読んで思ったりしたわけです。

∴ 無題

∴ 歌う水晶。

シンギングレーザークリスタルのちっちゃいヤツ

細長い棒状の結晶の水晶をレーザークリスタルと言うそうな。
クラスター（群晶）も良いけど、
結晶単体も神秘的でまた良し。

シンギングクリスタルってぇのは、
軽くぶつけるといい音で「歌う」水晶のこと。

確かに掌の上でで何本かまとめて転がすと
チリンチリン、といった感じの金属性の音を立てる。

お仕事で「仕入れた」ンだけど、
売るのが惜しいような……。
（↑ヲタクは自分の「好き」を商売にしてはいけないという典型）

∴ 仮面ライダーカブトでおなじみ（？）隕石由来の貴石【モルダバイト】

モルダバイトは天然ガラスの一種で、
透明感がある深い緑色を発色しているのが特徴。
チェコ共和国を流れるモルダヴァ河（モルダウ河）流域で
よく産出されたことから、その名で呼ばれる。

モルダバイトは厳密には「鉱物」ではなく、
テクタイトと呼ばれる岩石の仲間に分類される。
（だからその塊を「結晶」とは呼べないんだそうだ）

テクタイトは、
火山活動や、隕石が地球に落ちた際に
周囲の岩石（もしくは隕石そのもの）が
高熱で解かされた後急速に冷却されたため、
ガラス状に凝固した岩石。

火山・マグマ由来のものの代表が「黒曜石（オブシディアン）」で、
隕石由来（と言われている）代表が「モルダバイト」
ということらしい。

モルダバイトは小さな石ころの形で出ることが多い。
大きな塊で出ると、細密な彫刻を施したりして、
高級アクセサリに加工され、高額で取引される。

小さな石ころの形で出たものは、
その自然な形を利用した観賞用置物や
ペンダントトップにするのが一般的。
↓銀線でフレーミングしたペンダントトップ。