覆面作家企画2 Fブロック(html版/ブログ版)の読後感です。
折り返し地点通過、ラストスパートだぞ、と。 <!-- 定型句ここから --> 書き手を推理すると言うのがこの企画の醍醐味ではありますが、何分当方ワトソン脳ゆえ推理は無理。 感想とも言えぬ「読後感」をちらちらと書いてゆくに留めます。 なにとぞご容赦を。 なお、未読の方はネタバレ注意。 また、執筆者の皆様には、見当違いのことばかり申し上げておりますこと、お詫び申し上げます。 <!-- 定型句ここまで --> F-01 星 html版/ブログ版 SF。 その星は「彼の人」。 かつての自分の右腕が悲しむ様子は見たくない。 その思いが声となって主人公を導いた。 ジョンはいい主を持った。 過去も、現在も。 F-02 星の数ほど html版/ブログ版 現代。現実味のある恋愛。 男の人は「晴」と「 釣った魚に餌をやらないって慣用句があるのも、きっとそのせい。 釣り(デート・お付き合い)は彼らにとって晴れ舞台。 いわばお祭りだから、気張って、気負って、格好を付ける。 手に入った魚はすでに日常。 そこにあってあって当たり前のものになっちゃう。 女にはその落差が理解しがたい。 恋人のウチの優しさが結婚しても続くと思っていて、そうでないことに気付くと悲劇が始まったりする。 まあ、作中の彼女はしっかり彼の性格を掴んでいるようですから、大丈夫。 (彼の方は握られていることに気付いていないみたいだけども) しっかりお尻の下に引いてあげてください。 F-03 モトラタトラット (ハナモゲトラッタッタ語で「目が覚めたなら」という意味) html版/ブログ版 幻想。 思春期に突入した頃、唐突に異世界へトリップする体質となった少年。 いつも妙な世界に飛ばされて、散々な思いをして、元の世界に戻ってくる。 幼なじみの少年は、そんな彼の体験談を嫌々ながらに聞いてくれる唯一の理解者。 思春期に突入した頃、唐突に異世界へトリップさせる体質になった少年。 いつも妙な世界に飛ばして、散々な思いをさせて、元の世界に戻ってくるのを待っている。 幼なじみの少年は、そんな彼の空虚さを嫌々ながらに埋めようとする唯一の理解者。 いつか目が覚める。 彼は事実を知るだろうか。 知ったき、彼はどうするだろうか。 F-04 星に願いをかけてみた html版/ブログ版 現代幻想ショートショート。 今のままの自分で戻りたいって思うときはある。 あの頃の自分が今の「知恵」を持っていたら、きっと巧く立ち回ることができる、なんて想像する。 その想像は、多分、外れ。 今の自分が思うほどあの頃の自分は子供じゃないし、あの頃の自分が思うほど今の自分は大人じゃないんだから。 F-05 夢売りの話 html版/ブログ版 現代幻想。 邯鄲の夢のファンタジックな悪夢バージョン。 どんなに小さな夢でも、それは自分の夢。 人に笑われるような夢でも、人に莫迦にされるような夢でも、人に理解されない夢でも、 なくしたくない大切な夢。 F-06 翡翠 html版/ブログ版 中華風の異世界。 中国語には、対なす二つの「語」がならべられて一つの「言葉」となっているものが、結構ある。 多くの場合、並べられる二つの「語」は、似た意味だったり、互いを強調する意味だったり、互いを補う意味だったりする。 組み合わされてた「語」は、時を経るごとに結びつきを強め、融合し、やがて二つに分かっては成り立たなくなるにいたる。 たとえ無理矢理に切り離したとしても、切り離したそれぞれが、もう一方の存在を思い起こさせる。 F-07 ぷっぺ ~星の妖精~ html版/ブログ版 童話というか児童文学というか。 どんな小さな存在にも大切な役目があるわけでして。 小さな仕事かも知れないけれど、なくてはならない事柄でありまして。 それがあるということを知らないでいても生きてはゆけるけれども、時折は気に掛けてみるのも宜しいかと存じます。 たとえば空に星が瞬いたときに。 たとえば電子機器の小さなLEDが灯ったときに。 F-08 流星の夜、金の風吹く html版/ブログ版 スペースファンタジーの方のSF。 科学と魔法が両立する世界。 小さな世界に落ちてきた男は、その世界を大きく変貌させた。 小さな世界に落ちてきた男は、その世界によって大きく変貌させた。 目に見えた変化はない。 ただ、彼らの世界が一つになって二倍に膨らんだだけのこと。 それが大きな変化。大切な変化。 F-09 カフェ・アルモニカ html版/ブログ版 散文詩といった雰囲気の、ショートショート。 ちょっと退廃的で大人の世界。その一瞬を切り取る。 ストーリーを楽しむよりも、文章のリズムや雰囲気に浸るタイプの作品。 一枚の絵を想像する感じで……。 F-10 星龍井戸譚 html版/ブログ版 中華風ファンタジー。 大人は重要さを理解し、真剣に取り組む。 子供にとってはただの楽しい行事。 普段と違う雰囲気をただ楽しむ。 祀の中に必要なのは、子供の無邪気さ、純粋さ。 それは神を呼び寄せる力であり、道しるべでもある。 だから子供だけがその存在に気付くことができる。 F-11 ぼくと彼女 html版/ブログ版 児童文学 難しい言葉の意味はワカラナイ。 知識としてその言葉を知っているとかそう言う意味じゃなくて。 伝わっているとか、理解できているとか、そう言う意味。 簡単な言葉でも本当の意味がワカラナイことだってある。 何気ない一言が、相手を変えて仕舞うことがあるのだから。 ただ、相手の気持ちがわかれば、それでいいんだよ、多分ね。 PR
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