覆面作家企画2 Gブロック(html版/ブログ版)の読後感です。
言い訳に追加:風邪引きで脳みそが回りません。 <!-- 定型句ここから --> 書き手を推理すると言うのがこの企画の醍醐味ではありますが、何分当方ワトソン脳ゆえ推理は無理。 感想とも言えぬ「読後感」をちらちらと書いてゆくに留めます。 なにとぞご容赦を。 なお、未読の方はネタバレ注意。 また、執筆者の皆様には、見当違いのことばかり申し上げておりますこと、お詫び申し上げます。 <!-- 定型句ここまで --> G-01 暗闇にまたたく html版/ブログ版
異次元(精神世界)迷い込み。 無垢であることの凶暴性は、子供の残酷さと重なる。 逃げ出したい人々が取るあの行動の結果を、本人は見ることがない。 ドロドロとした汚れ、目を背けたくなる痛みと悲しみの残骸。 それを見せつけられるのは、自分の大切な人たち。 誰かを苦しめたくないなら戻って来い。 この痛々しい世界が、お前の居場所に他ならない。 G-02 月の隣 html版/ブログ版 学園。友情物。 そこにいることすら気付けなかった、見知らぬ隣人。 クラスという狭いコミュニティだからこそ、彼の存在が目に入らなかった。 大切な物に気付くには、時として痛みが必要なのかも知れない。 気付けたことが嬉しい。 相手のことも、自分自身の価値にも。 G-03 クリスマス・オーナメントと子供と私 html版/ブログ版 一人称。現代。ロウファンタジー 何でここにいるのだろうと悩むことは希にある。 何かを手に入れたいと願うことは常にある。 自分を「壊して」までそれを手に入れようとするか、 そこまでは「動けずに」いるか。 動いて失敗したヤツを嘲笑うことは往々にしてある。 そいつが羨ましくてならないことがたまにある。 そんな自分が嫌いになって愚痴をこぼすことは良くある。 人間誰しも。いわんやひとがたをや。 G-04 さいはての星 html版/ブログ版 異世界。 「常識」「戒律」「掟」 コミュニティを守るためには、必要なことではある。 故に、そこから外れたものを蔑み、 時として怒りを向けるのは、 理性あるものとして当たり前の行動。 自分が獣とは違うと「思いたい」我々の持つ理性とは、 まあその程度のこと。 違いがあるということを知るのは正しい。 違う考え、違う常識があるのだと言うことは、 むしろ知るべきだ。 でも違いを受け入れられないのは不幸だ。 そこから争いと悲劇が起きる。 G-05 星より甘やかに html版/ブログ版 現代。棋士の世界。 不肖の弟子が一人。 自分は師匠のようになりたくて、 自分は師匠のようになれない自分がふがいない。 遠い存在であるその人に、 自分のような(比べることは間違っているかも知れないが)弱さがあると知り、 ちょっと安心したような、ちょっと勇気づけられたような。 G-06 花に星 html版/ブログ版 異世界ファンタジー 対極にある二人が引かれ逢うのは、 いわば運命のごときこと。 さすれば、 高みにあるものは落ちるがさだめであり、 低きにあるものは登り行くがさだめであろう。 上り下りが交わる一点は、地よりも深く、空より高い。 G-07 峠の我が家 html版/ブログ版 SF。 故郷を離れて幾星霜。 違う土地をにたどり着き、新しい家に住み暮らし、 人々がその地の土となり果てて、先祖の顔を忘れても、 子供達は遠いふるさとを思い出す。 いや、「思い出す」という表現は可笑しいか。 個人としてそれを憶えている訳ではないのだから。 母なる大地の記憶は、多分血脈の中に流れ続ける。 見知らぬ故郷は、永遠に懐かしい。 G-08 勝負 html版/ブログ版 時代物 そう思いこんで、そう思いこまされて、 すり込ませて、信じ込んで、 すがって生きてゆく。 疑念はある。 だがそれ以外に我が身を支えるものはない。 よしんば正しくても、疑念の方が間違いなのだ。 遠くに別の支えが目に入る。 引き寄せて抱く。 それでも己に癒着した支えは手放せぬ。 侍とは、この世で一番悲しい生き物と見つけたり。 G-09 金曜日の屋上 html版/ブログ版 現代。 そのフィルムとの出会いが、二人の男の人生を動かした。 その男には「失敗の始まり」。 別の男には「幸福の転機」。 二人の出会いは、彼らの人生を動かした。 その男には「精算の失敗」。 別の男には「トラブルの始まり」。 共通の話題は、世代を超えて友情をはぐくむ。 お茶目な叔父さんに、幸せな青年に。 二つの人生に乾杯。 G-10 星色謎解き html版/ブログ版 現代。児童文学? 暗号、推理、冒険。 頭のいい、ちょっとおませな「子供」が大好きな物。 子供は素直と言うけれど、そうとは限らない。 恥ずかしがり屋で、大仰で、遠回しで、芝居がかったことが大好きで。 ない知恵ある知恵振り絞って、楽しいことを考える。 それは好きな人と長く一緒にいたいから。 大人になったら、絶対にこんな楽しい冒険はできなくなるんだ。 G-11 その手に星の砂を html版/ブログ版 SF。 捨てられた星。 去ることができるのは、選ばれた人。 残されるのは、残りの大半。 選ばれてしまった人がいる。 選ばれるつもりもすらない人がいる。 出会わなければ、こんな寂しさを味わうことはなかっただろう。 出会わなければ、こんな優しさを感じることはなかっただろう。 去る人は、残してゆく人の思い出を握り締め、 残る人は、去っていった人の思い出を胸に抱く。 それぞれの道が交わることは、もうない。 PR
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