覆面作家企画2 Eブロック(html版/ブログ版)の読後感です。
<!-- 定型句ここから(笑) --> 書き手を推理すると言うのがこの企画の醍醐味ではありますが、何分当方ワトソン脳ゆえ推理は無理。 感想とも言えぬ「読後感」をちらちらと書いてゆくに留めます。 なにとぞご容赦を。 なお、未読の方はネタバレ注意。 また、執筆者の皆様には、見当違いのことばかり申し上げておりますこと、お詫び申し上げます。 <!-- 定型句ここまで(笑) --> E-01 星 html版/ブログ版 SF。 三組の親子による何気ない会話が綴られている。 時を変え、所を変え、立場を変えつつ、ありきたりの日常が描かれる。 彼らの回りでは大きな変革が起きている。 しかしそれは語られない。 語られないからこそ、寂しく、悲しく、希望に満ちている。 その果てが、絶望であったとしても。 E-02 遠い星の研究生 html版/ブログ版 SF。 脊椎動物門哺乳綱霊長目真猿亜目狭鼻下目人上科人科人属人種とは別の進化系をたどった宇宙人と、地球生命体の駆け引き。 トワイライトゾーン(ミステリーゾーン)の匂いがする捻りもの。 こういう作品を活字で見るのは大好き。 ただし、映像にされて見せつけられるのは、激しくご免被ります(苦笑) 節足動物門昆虫綱網翅目御器齧亜目の不完全変態昆虫がお嫌いな方はお読みにならないように。 E-03 真夜中の散歩 html版/ブログ版 近未来(だと思われる) アクション系じゃない戦争もの。 レジスタンスの男が二人、破壊された町で工作活動をしている。 その光景は淡々としていて、平穏とも見える。 裏側では、激しい戦闘が行われている。 犠牲の血が流れ続けている。 その血を止めるため、男達は静かに動く。 E-04 こうして、星はおちた html版/ブログ版 異世界戦記物。 そう。 お姫様というのは過酷な「職業」なのです。 自覚のない者が気楽に憧れたり、あまつさえ気軽に名乗ったりしてはならぬのです。 憧れるのなら、手に入れたいと願うのなら、覚悟を決めなさい。 死ぬその瞬間まで、目を閉ざさず、胸を張り続ける覚悟を。 E-05 いとしのメリラ html版/ブログ版 多分一昔前(あるいは1世紀とちょっと前の)の、おそらくイギリス。 妹は兄の宝物。 手の中にしまい込んでおきたい。 美しく飾り立てたい。 幸せにしたい。 でも彼女は いつまでも小さな子供で居るはずもなく、 飾りに頼らず美しくなり、 自身の幸せを選んでゆく。 悲しくもあり、嬉しくもあり、寂しくもあり。 E-06 レディ・ホログラムの歌声は html版/ブログ版 SF。 辺境惑星を入植地とするため、盛んにテラフォーミングが行われている世界。 その星は、大規模開拓が終了して労働者が去ってしまった。 うら寂しい町は、ゴールドラッシュが去っていった西部の片田舎を思わせる。 取り残された老人は、思い出だけを抱いて余生を送る。 巣立っていった若者は、思い出をたどって故郷に帰る。 そこが遠い未来の、遠い惑星であっても、人が人である限り、懐かしいという感情は受け継がれる。 E-07 夜になったら会いに行こう html版/ブログ版 学園・青春もの。 好きな人の前では、空元気。 その人の悲しむ顔が見たくないから、心配されたくないから、彼女は笑う。 その人の重荷になりたくないから、自分の気持ちは抑え込む。 男って、鈍い。 特に、若い男は。 なくしてから思い出しても遅いって言うのに。 それでも彼女なら許してくれるかも知れないけれども。 E-08 小天狗の森 html版/ブログ版 和風ファンタジー。 時代設定は江戸か、あるいはもう少し前ぐらい。 力太郎や、桃太郎のような、 「異界から授けられた一見無能・凡庸な人間が、隠していた力を発揮して人々を助ける物語」 ではある。 その点では、童話・お伽噺に分類できる。 のだけれども。 このハナシを「長編のプロローグ」と位置づけると、天狗の出生にまつわるエピソードが効いてきて、童話・お伽噺ではなくてSFになりそうな。 そう言えばクラーク・ケントも「異界から授けられた一見凡庸な人間」だなぁ。 E-09 星の音見つけて html版/ブログ版 学園ものの、ミステリ(推理ものという意味ではなく) 吹奏楽部は(合唱部もだけど)芸術系でありながら文化系ではなく、純然たる体育会系です。 生まれついてのセンスは確かに必要だけれども、努力と根性も必須スキル。 技量の劣る部員が、何かをきっかけにある日突然開眼するってのも、スポ根の世界そのままでして。 ま、その「きっかけ」がどんな物であるかはその人それぞれですけれども♪ 某鬼の手を持つ先生の漫画・アニメを彷彿とさせます。 E-10 フォーチュン・スター html版/ブログ版 学園もの。ほんのりSF風味。 守りたい。 お互いに相手に対して抱いている感情。 ただ、それを素直に表現するには、二人ともまだ幼い。 相手の行動と自分の理解が一致しないからこそ感じる不安。 言葉や形にしないと、絆を感じられない。 言葉や形がなくても、感情を表すことができる。 気付くには、少し時間がかかるけれども。 E-11 光の手 html版/ブログ版 現代。 一人の少女と一人の少年。 全く違う立場に立ち、全く違う不安を感じて生きている彼ら。 二人とも表面上は「不安」を表さないようにしている。 誰かに悟られないように隠している。 偶然知ったこと。 自分の「不安」とは違う「不安」を抱えている人間がいる。 知らない誰かとの間にも、かすかなつながりがあるかも知れないこと。 これからも彼らは「不安」を押し殺して生きてゆく。 PR
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