∴ 昨日の（苦笑）NHK教育「テレビ絵本」の絵本

つんつくせんせいとつんくまえんのくま
たかどの ほうこ (著)
出版社: フレーベル館 (2002/01)

つんつく先生とつんくま先生は
人と熊との種族を超えて
そっくりさんな気がします。
どちらも困ったさんな所があるのですけれど、
教え子達には絶大な人気があるというところが、特に。



さて、もう一本は落語を子供向けに脚色したシリーズ
「えほん寄席」シリーズから。
演目は「めがねやどろぼう」
語りは四代・桂文我師匠
絵はグラフィックデザイナーの灘本唯人さん。

えほん寄席シリーズは
元々テレビ絵本のための描き下ろし（撮り下ろし）でしたが、
このたびめでたく書籍化＆DVD化されることとなりました。

んで、「めがねやどろぼう」は以下の本＆DVDに収録されております。

えほん寄席 満員御礼の巻（CD付き）
■著者名： 著／桂　文我
出版社: 小学館 (2007/2/28)


NHK「てれび絵本」DVD えほん寄席 満員御礼の巻
DVD発売日: 2007/3/7
販売元: ポニーキャニオン

∴ 今日のNHK教育「テレビ絵本」の絵本

今日の絵本は つんつくせんせいととんがりぼうしの続きと、「きょうはだれかな」。

「きょうは～」のアニメーションは、DVD化されて、今月末に発売。
赤パックと青パックの2巻に、それぞれ24話ずつ収録されているとのこと。


きょうはだれかな? あかPACK


きょうはだれかな? あおPACK

∴ 今日のNHK教育「テレビ絵本」の絵本

つんつくせんせいととんがりぼうし
たかどの ほうこ (著)
出版社: フレーベル館 (2002/01)

つんつく先生のファーストネームは「つるこ」というそうな。
細身で鼻の高い先生にはぴったりの名は体を表すお名前ですね。

ぶきっちょの先生ですが、今回作った紙のとんがり帽子は最高傑作の模様。
劇の小道具の筈が、日常使いにしちゃったのが事の起こりでした。

しかし、子猿を追いかけて木のてっぺんまで登っちゃう先生って、
すごくアグレッシブ（というか、大胆というか、見境ないというか……）


さてもう一本は「きょうはだれかな」。
きょうのキャラクタは、
あっぷるちゃん・チューリップさん・ラットくん
の三名でした。


アップルちゃんのとくいわざ

チューリップさんのおきにいり

ラットくんのなやみごと

∴ 今日のNHK教育「テレビ絵本」の絵本

つんつくせんせいどうぶつえんにいく
たかどの ほうこ (著)
出版社: フレーベル館 (1998/09)

つんつくえんのつんつくせんせいは困った先生（保母さん？）だ。
口は悪いし、不器用だし、思いこみは激しいし、自己中心的だし。

でもつんつくえんの子供達はとってもしつけが行き届いている。
動物園に行くのだって、二列に並んで、足並みそろえて、きちんとおとなしく（楽しそうに）歩く。
つんつくせんせいは教育者としてはいい先生なんだろうな。




きょうはだれかな? あかPACK
DVD
ディスク枚数: 1
販売元: ユニバーサルミュージック

「きょうはだれかな？」の場合、
そういうタイトルの絵本がもともとあったというのではなくて、
五味先生が「テレビ絵本」のためにキャラクタやお話を書き下ろしたものらしい。
出版社のブロンズ新社のサイトにも
テレビアニメのキャラクターが絵本になりました！
テレビとは違った絵本のオリジナルストーリーをお楽しみください！
とあるから……。

で、今日の「きょうはだれかな？」は
ニュースキャスターの「テレビさん」が
三件のドーナツショップについてスクープ情報をお送りし、
可愛らしい女の子の「チューリップさん」が
嬉しい楽しい気持ちの秘密を追求してゆき、
子ネズミの「ラットくん」が
飛行機の恐ろしさを体現する
といった内容（？）の３本立てでございました。

というわけで、ご紹介は以下の二冊。


テレビさんのおともだち
著者： 五味太郎
出版社: ブロンズ新社 (2005/06)



チューリップさんのおきにいり
著者： 五味太郎
出版社: ブロンズ新社 (2005/09)


ラットくんのなやみごと
著者： 五味太郎
出版社: ブロンズ新社 (2005/09)

∴ 今週の（苦笑）NHK教育「テレビ絵本」の絵本

1/31放送分

いのちのまつり―「ヌチヌグスージ」
草場 一寿 (著), 平安座 資尚
出版社: サンマーク出版 (2004/10)

はいさい～。
うちなーのお墓参りはとっても楽しいよぉ。
自分が一人では生きていられないことが、
よぉくわかるからねぇ～。


2/1放送分

ハリネズミのくるりん
とりごえ まり
出版社: 文溪堂 (2002/06)

ハリネズミのジレンマ（かなり違う）
人見知りのくるりんが、知らない人と挨拶できるように頑張るお話。

∴ 今日のNHK教育「テレビ絵本」の絵本

一房の葡萄 他4篇
有島 武郎 (著)
出版社: 岩波書店; 〔改版〕版 (1988/12)

「一房の葡萄」は元々絵本ではなく児童文学ですので、
発売されている書籍によっては挿絵師さんが違ったり
もとより絵がなかったりします。
お好みで。



一ふさのぶどう
出版社: ポプラ社 (1981/09)


一房の葡萄 カインの末裔
出版社: ぎょうせい (1992/04)


小僧の神様・一房の葡萄
出版社: 講談社 (1986/10)


一ふさのぶどう
出版社: 偕成社 (1977/03)


今すぐに読みたい方は青空文庫版を。
（無料で読めます）




まいごのどんぐり
松成 真理子 (著)
出版社: 童心社 (2002/09)

ドングリの「ケーキ」君は、
立派な大人のドングリの木になっても
子供の頃と同じ「ケーキ」君のまま。

町はどんどん変わっていって、
大好きなコウちゃんの姿が見えなくなっても、
「ケーキ」君は「ケーキ」君のまま。

大人になったコウちゃんが
君が君であると気付いたのは、
たぶんそのセイ。
そしてコウちゃんが
立派な大人の男の人になっても
子供の頃と同じコウちゃんだったから。


幸せなドングリと幸せな男の話。

∴ 今日のNHK教育「テレビ絵本」の絵本

空とぶ大どろぼう
渋谷 重夫, 山田 紳
出版社: 金の星社; 改訂版版 (1984/01)

テレビ絵本の番組内クレジットでは「空とぶおおどろぼう」とひらがな表記になっていますが、本のタイトルは「大どろぼう」と漢字かな交じりの様子。

絵本と言うよりは「低学年向けの児童文学」に分類される作品かと。
（旧テレビ絵本シリーズは「絵本のテレビ化」というよりは、「物語の絵本化」という方向性でしたから）