資料室(著作権法に抵触しない「お姫様関連文書」)に以下の7編を追加。
小熊秀雄全集-14 童話集 作家名:小熊 秀雄 詩人・小熊秀雄が生涯に書いた全童話を収録。 トムは自分の財産を泥棒や乞食に分け与えてしまうのほどのお人好し。 ある嵐の晩、トムの家に嵐のために家来とはぐれてしまったという「南の国の姫」がやってきた。トムが親切に世話をすると、姫はトムのお嫁さんになった。 ところがこのお嫁さんがあまりに美しいので、トムは気が気ではない。畑仕事も上の空で手に付かない有様。 そこでお嫁さんは自画像を描いてこれを見ながら畑仕事をしなさいと、トムに渡す。 トムは絵を畑に飾って仕事に励む。ところが突然強い風が吹いて絵は飛ばされてしまった。 飛ばされた絵はお城の堀に。それを見た王様、余りの美しさにモデルを我が妃にと求め……。自画像 三人の若い騎士は、「この国でいちばん勇ましい騎士に(中略)可愛い王女をくれる」という王様のおふれ書きをを見て、王城まで旅をすることに。 旅の途中で無人の寺院に宿を取ることになった三人の前に、恐ろしげな娘が現れる。 二人の騎士は畏れたが、もう一人は勇気を持ってその女の正体を探ることに。 やがて娘は騎士を墓地に誘い、墓を掘らせた。 そして中からとりだした赤子の亡骸を、貪るように食べ始めた……。三人の騎士 ほか17編(計19編)の短編集。 赤いくつ 作家名:ハンス・クリスティアン・アンデルセン 翻訳者名:楠山正雄 木靴を履いた貧しい娘カレンが、いつも足の甲を赤く腫らしているのをいじらしく思った村の靴屋の奥さんは、赤い羅紗布の古切れで小さな靴を作って贈った。 みすぼらしい靴だったがこれより他に履く物のないカレンは、母親の葬式にもこの靴を履いていた。 裕福な老婦人が彼女を引き取ってくれたが、みすぼらしい赤い靴は捨てられてしまった。 ある日、美しい王女が赤い靴を履いているのを見たカレンは、心を奪われる。 堅信礼(キリスト教で信仰告白をする儀式。カトリックの場合、一部地域では成人式のような扱いとなる)の衣裳を誂えたカレンは、老婦人に連れられて靴屋へ。 ガラス張りの棚には王女が履いていたのとそっくりな靴があった。 目の悪い老婦人はそれが真っ赤な色であると気付かずに、カレンに買い与える。 カレンもそれが赤い色であるということをあえて口にしない。 堅信礼に望んだカレンだったが、儀式の間も説法の間も、赤い自分の靴のことばかり考えていた。 老婦人は周囲からあの靴が赤い色だと知らされて、初めて不作法に気付かされた。老婦人はカレンに、次に礼拝に行くときには古い黒い靴を履くようにと念を押す。 しかし古い靴と赤い靴を見比べたカレンは、その日も赤い靴を選んでしまった……。 はだかの王さま 作家名:ハンス・クリスチャン・アンデルセン 翻訳者名:大久保ゆう 原題「The Emperor's New Suit(直訳:陛下の新しい服)」 王様が好きなのは着飾ること。 それも一時間ごとに服を着がえて、見せびらかし、皆にうらやましがられるのが何より好き。 ある日ご城下に詐欺師が二人現れた。 自分たちを布織り職人で、世界でいちばんの布が作れると称して、曰く 「自分にふさわしくない仕事をしている人と、バカな人にはとうめいで見えない布なのです。」 これを聞きつけた王様、早速二人を召し出して、件の布を織らせることに。 王様からたくさんのお金をせしめた詐欺師達は早速布を織り始めました。 ところがというか当然というか、織られているはずの布は、大臣にも家来にも、王様にも見えなかった……。 シンデレラ ―ガラスのくつのものがたり― 作家名:アンドルー・ラング 翻訳者名:大久保ゆう 挿絵:ジョージ・クルックシャンク ヴィクトリア時代の英国の作家・詩人・学者のアンドルー・ラングは世界中の童話や伝承民話を集め再編集。 いわゆる昔話や神話以外にもペローやグリムなどの著作からも蒐集されている。 本編もその中の一つ。 継母と義理の姉達に虐げられていた「 王子は靴の持ち主を捜し回り、ようやくシンデレラを捜し出して妻に迎える。 原作(?)であるグリムのものと比べると、残酷表記が無くなっており、かなり優しい内容になっている。 アッシェンプッテル ―灰かぶり姫のものがたり― 作家名:グリム兄弟 翻訳者:大久保ゆう 挿絵:アドリアン・ルートヴィヒ・リヒター いわゆる「シンデレラ」の物語。 継母と義理の姉達に虐げられていた「 舞踏会に行けず、ハシバミの木の下で悲しみにくれていると、鳥たちがやってきて、ドレスや絹の靴を落としていった。 それを身につけて舞踏会に出かけたアッシェンプッテルを王子が見初める。 王子は名前や家を尋ねられるがアッシェンプッテルは答えず、逃げるようにして家へ帰る。 翌日もハシバミの下で鳥がドレスを落とし、アッシェンプッテルは舞踏会へ出かける。 その翌日に鳥が落としていったのは前以上に美しいドレスと金の靴だった。 家へ戻る時間となり、慌ててかけだしたアッシェンプッテルは左の金の靴を落としてしまう。 王子はこの靴を手がかりに、姫を捜す。 二人の義理の姉は履けない靴に足の方を合わせようとして、指を切ったり、踵を削いだりするが、ニセモノとばれてしまう。 最後にアッシェンプッテルが靴を履き、本物と知れる。 おやゆび姫 作家名:ハンス・クリスチャン・アンデルセン 翻訳者:大久保ゆう 子供が無いことを悲しんだ女性が、銀貨12枚と引き替えに魔法使いから貰った一粒の大麦。 鉢に植えるとすぐに芽を出し、チューリップのような葉を出し、チューリップのような花を付ける。 開いた花の中には親指ほどの女の子が座っていた。 おやゆび姫と呼ばれることになった女の子は、女性に愛されて成長する。 しかしある晩、母ヒキガエルにさらわれてしまう。 おやゆび姫が蓮の葉の上で泣いていると、メダカが哀れんでハスの葉の茎を囓りきり、逃がしてくれる。 川を流されたおやゆび姫はコガネムシに捕らわれるが、他のコガネムシから醜いとののしられ、ヒナギクの花の上に捨てられてしまう。 冬になり、寒さに凍えるおやゆび姫は野ネズミの婆さんに助けられる。 野ネズミと隣人のモグラの住処の間のトンネルに、凍えた燕が倒れていた。おやゆび姫は燕を介抱する。 やがてモグラがおやゆび姫を妻にしたいと申し出た……。 ボヘミアの醜聞 原題:A Scandal in Bohemia 著者名:サー・アーサー・コナン・ドイル 訳者名:大久保ゆう 初出・英国『ストランド』誌一八九一年八月号(1891年7月) ホームズシリーズ最初の短編。 女嫌いのホームズ氏が、唯一敬意をもって「the woman(あの女)」と呼ぶアイリーン・アドラー女史(Irene Adler アイリーンは英語読み。ドイツ読みではイレーネ乃至はエレーナ)が登場する一編。 民間諮問探偵シャーロック・ホームズの元に、覆面の紳士が依頼を持って訪れる。 依頼の内容は、さる高貴な人物の 写真に写っているのは、皇太子時代のボヘミア王ヴィルヘルム・ゴッツライヒ・ジギスモント・フォン・オルムシュタインと、当時の愛人アイリーン・アドラー嬢。 スカンディナヴィア王国第二王女クロティルド姫との婚約発表が近いボヘミア王にとっては、良縁の破談・国際問題となりかねない品だった。 期限は3日。 ホームズは失業中の馬丁に変装してアイリーンの身辺を探り、ゴドフリィ・ノートンという弁護士が彼女に付いていることを突き止める。 アイリーンとゴトフリィの後を付けたホームズは、たどり着いた聖モニカ教会で、彼らの結婚式の立会人を務めることとなった。 その晩、浮浪者に変装したホームズは、ケンカ騒ぎに乗じてアイリーンの家への潜入。 ワトソンと示し合わせてニセの火事を起こし、目標物の在処を確認する。 作戦の成功を確信したホームズがベーカー街に戻ってくると、見知らぬ痩躯の青年が彼に挨拶をした……。 PR
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