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最近すっかりなんだか判らないブログになっていますが、 本来は、お姫様倶楽部Petitの中の人が自分が管理しているらしいサイトの更新情報を書き込んだりするかも知れないブログです。
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お姫様倶楽部Petit資料室に『「小説作法十則」作家名:芥川龍之介』を追加。

初出: 「新潮 第二四年第九号」1927(昭和2)年9月1日
仮名遣い種別: 新字旧仮名

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資料室(テキスト)に、以下の三点を追加。
[児童文学・童話]絵のない絵本
作家名:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
訳者名:katokt

月が語った、三十余編の小さな物語。
一応「童話」に分類するが、結構シビアな内容のものもあるので、大人向きのお話じゃなかろうかと。
(もっとも、アンデルセン童話は大概がシビアで大人向きだけども)

最後のお話についてちょびっとだけ解説。
眠る前のお祈りをしていた小さな女の子に対して、お母さんが
『日々のパンってところで、いつも聞き取れないけど何かいってるわね』
とたずねるところがある。
このとき小さな女の子が唱えていたのはキリスト教の「主の祈り」で、以下のような内容のもの。
英語(欽定訳)日本語(プロテスタント訳)
Our Father which art in heaven,
Hallowed be thy name.
Thy kingdom come,
Thy will be done in earth,
as it is in heaven.
Give us this day our daily bread.
And forgive us our debts,
as we forgive our debtors.
And lead us not into temptation,
but deliver us from evil:
For thine is the kingdom, and the power, and the glory, for ever.
Amen.
天にまします我らの父よ
願わくはみ名をあがめさせたまえ
み国を来たらせたまえ
み心の天に成る如く
地にもなさせたまえ
我らの日用の糧を今日も与えたまえ
我らに罪を犯す者を我らが赦す如く
我らの罪をも赦したまえ
我らを試みに遭わせず
悪より救い出したまえ
国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり
アーメン
「Give us this day our daily bread.」の所をストレートに訳すと「私たちの『日々のパン』を今日も与えてください」になる。
厳密に言うと「daily bread」で一つの熟語になっていて、「日々の糧」「日々の生計」「毎日の暮らし」といった意味なので、この一文は「今日も一日真っ当に暮らして行けますように」ぐらいの意味合いになる。
四才の女の子に大人の言い回しなど判る筈もなく、でも、お祈りはちゃんと決まったように言わないといけないだろうとは思っている。
で、口の中でもぞもぞっと、小さな贅沢をお願いしてみている、と言ったわけなのでありました。
(2008/10/23(Thu) 16:17)
[文学論など]たゞの文学
作家名:坂口安吾

戦国時代から江戸時代までの切支丹弾圧をテーマとした短編イノチガケ(1940(昭和15)年発表)を批評家・小林秀雄(1902年(明治35年)4月11日~1983年(昭和58年)3月1日)に見せに行った、というエピソードから始まる歴史小説論。
《前略》
嘘と真実に関する限り、結局、ほんとうの真実などといふものはなく、歴史も現代もありはしない。
《中略》
要するに、歴史に取材した小説を書いても、それが一つの小説的な実在となる力があれば結構だと僕は思ふ。
《後略》
初出:「現代文学 第五巻第二号」大観堂 1942(昭和17)年1月31日発行
(2008/10/23(Thu) 13:56)
[文学論など]作家論について
作家名:坂口安吾

坂口安吾による「作家論」論。
《前略》
 我々は小説を書く前に自分を意識し限定すべきではなく、小説を書き終つて後に、自分を発見すべきである。
《中略》
 僕は、できるだけ自分を限定の外に置き、多くの真実を発見し、自分自身を創りたいために、要するに僕自身の表現に外ならぬ小説を、他人の一生をかりて書きつゞけようと思つてゐる。
《後略》
初出:「現代文学 第四巻第四号」大観堂 1941(昭和16)年5月28日発行
(2008/10/23(Thu) 13:27)

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アルファポリス―Webコンテンツ大賞:
ファンタジー小説大賞発表


というわけで、愚作共が「残念な結果」に終わりましたことをご報告いたします。

元より、作品の出来、あるいは書き手の筆力&創造力が「残念」なものでありますから、
当然の結果ッちゃぁ当然なのでございますが。

以後、もっと功夫を積みます。

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無題
性懲りもなく、アルファポリスの「Webコンテンツ大賞」のファンタジー小説大賞に、拙作二作品でエントリーしました。

よろしければ、いえ、是非にも、ご投票お願いいたします。

クレール 光の伝説 作品はこちら

フツウな日々 作品はこちら

ちょっと必死です(苦笑)


なお、『王子様とお姫様』でエントリーしていた「絵本・童話大賞」は、投票が締め切られました。

結果は9月15日ごろに発表だそうです、はい。

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お姫様倶楽部Petit資料室 著作権法に抵触しない「お姫様関連文書」に、
坂口安吾……じゃなくて、国枝史郎のの赤坂城の謀略を追加。(2008/06/26、作家名修正。両先生、ごめんなさい)
お姫様は出てきません(苦笑)

鎌倉幕府からは「悪党」と蔑まれ、北朝側から「朝敵」とされ、子孫がその不名誉を晴らしていこうは「名軍師」「日本の孔明/張良」などと称され、明治の頃には「忠臣の鑑」と呼ばれた、大楠公こと楠木正成を主人公とする短編時代小説。

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「あなたの勝手な正義を、私に押しつけないでください」
 翡翠色の双眸から涙が溢れ出た。
「私は……誰かが痛い思いをするのも、辛い思いをするのも、悲しい思いをするのも、厭です。見たくありません」
 血濡れた手で顔を覆った。血と混じり合った涙が、血を洗いながら、指の隙から流れ出る。

更新部分直行 ☆いにしえの【世界】目次 ☆クレール光の伝説シリーズ目次 ☆お姫様倶楽部Petitトップ

一括表示版(全話を一つのファイルの中に突っ込んだヤツ)はこちら
データ量が393KB弱ございますので、回線の細い方、携帯端末の方はご注意を。

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クレール 光の伝説/幻惑の【聖杯の3】
リンク切れを修正しました。

相対パスの指定が間違ってましたorz

管理人はどうにもこうにも粗忽者ですので、
サイト内のあちらこちらで
痛いことになっておる可能性があります。

何か不審な点がございましたら、
メールフォームclap(Web拍手)などから
ご遠慮なくご指摘下さいませ。

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