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最近すっかりなんだか判らないブログになっていますが、 本来は、お姫様倶楽部Petitの中の人が自分が管理しているらしいサイトの更新情報を書き込んだりするかも知れないブログです。
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91回を修正
……というか、前回アップした分のおしりに3割ほど追加。

で、92回をアップ。


「最初から化け物でしたよ。少なくとも、劇場にやって来たヨハネス=グラーヴらしいものは、人間の服を着て人間のふりをした化け物でした。……いつから本物と化け物が入れ替わってかなんて、それは私《あたし》の知ったことじゃありませんよ」
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「さっき言ったろう? 一匹相手に二人掛かりは不平等だってな。こっちも片一方が怪我人になった訳だから、腰抜けでも員数合わせになろうってもンだ」
 ブライト=ソードマンは釣り上げた唇の端から尖った犬歯を覗かせた。
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「哀れな人」
 潤んだ緑色の瞳から雫があふれ、白い頬をつたって流れ落ちる、怪我と埃にまみれた乙女の顔を見た【月】は、
「そう……哀れな男の、つまらない昔話よ」
 薄い唇で大きな弧を描いた。
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無題
資料室
梶井基次郎・作の桜の樹の下には(新字旧仮名)桜の樹の下には(新字新仮名)を追加。
なおこの二編の内容は仮名遣いが違いのみで同一。
ちなみにお姫様は出てきません。
資料室への追加理由は、「管理人の趣味」です。
春らしいネタですし、ね(暗黒微笑)。




桜の樹の下には(新字旧仮名)
作家名:梶井基次郎

内容は桜の樹の下には(新字新仮名)と同一。

桜の樹の下には屍体が埋まつてゐる!
不安と狂気を胸に抱き、精神的に不安定になっている男が、友人に語る一人称の形を取った掌編。
かげろうの死骸が浮かぶ水たまりから、美しいと感じられるもと表裏一体に無数の死があると見た彼は、魂の解放を感じて狂喜する。
俺には惨劇が必要なんだ。その平衡があつて、はじめて俺の心象は明確になつて来る。
男の歓喜を聞き、友人は冷や汗を流して恐怖するのだった。

初出: 「詩と詩論 第二冊」1928(昭和3)年12月
底本: 現代日本文學大系 63 梶井基次郎・外村繁・中島敦集
出版社: 筑摩書房


桜の樹の下には(新字新仮名) 作家名:梶井基次郎

旧仮名遣(正仮名遣)で発表された作品の表記を現代仮名遣に改めたもの。
内容は桜の樹の下には(新字旧仮名)と同一。

桜の樹の下には屍体が埋まっている!
不安と狂気を胸に抱き、精神的に不安定になっている男が、友人に語る一人称の形を取った掌編。
かげろうの死骸が浮かぶ水たまりから、美しいと感じられるもと表裏一体に無数の死があると見た彼は、魂の解放を感じて狂喜する。
俺には惨劇が必要なんだ。その平衡があって、はじめて俺の心象は明確になって来る。
男の歓喜を聞き、友人は冷や汗を流して恐怖するのだった。

初出: 「詩と詩論 第二冊」1928(昭和3)年12月
底本: 檸檬・ある心の風景
出版社: 旺文社文庫、旺文社

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 男装した姫の太刀筋は、彼らの急所から微妙にずれていた。
 彼らは即死しなかった――そう、不幸なことに。
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「思えば哀れな娘ごだ。広い額に尖った鼻。眼差し鋭い三白眼。まだしも男に生まれておれば、中々に勇ましき顔と言われはしても、こうして笑われることはあるまいに」
「気の毒なヨハンナ嬢に乾杯」
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資料室(著作権法に抵触しない「お姫様関連文書」)
知里幸惠(編・訳)のアイヌ神謡集を追加。

アイヌ神謡集は、アイヌ民族に伝わる「カムイユカラ(神の叙事詩・神謡)」。
カムイユカラは「カムイ(神々)が自ら語る形式のユカラ(ユーカラ 謡・叙事詩)」で、神(自然)とアイヌ(人間)の関係を表す物語・教訓などがうたわれている。

編者であり訳者の知里幸恵は、ユーカラクル(ユカラの語り部)であった祖母・金成モナシノウクが謡い、母方の叔母・金城マツがローマ字で書き留めたユカラ(アイヌ叙事詩)を、大和言葉に翻訳し、言語学者・金田一京助の助言と協力によって脱稿。
出版を目前にしていた1922年9月18日に心臓麻痺で急逝。享年19。
文字を持たないアイヌ語は、歌と語りでその歴史を綴る。
明治以降、北海道が急速に開発され、アイヌが大和民族に飲み込まれてゆく過程で、語り部達はその数を減らしていった。
知里幸恵は祖母と叔母の影響でアイヌ語が堪能であり、失われてゆく自らのアイデンテティ(北海道の自然、アイヌの文化)を守りたいという強い願いから、命を削ってこの神謡集を著したといえる。

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